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【2023年5月最新】脊柱管狭窄症に共通する姿勢と歩き方の特徴

更新日:2023年10月4日

現代では、車や電車、自転車などの交通手段が普及していますが、自分自身の足で歩くことは日常生活で必要不可欠な活動です。このような歩行活動は、ずっと続けていきたいものですよね。


脊柱管狭窄症にならずに歩こう


腰部脊柱管狭窄症になると、立ったり歩いたりすると脊柱管が狭まり、神経が圧迫されるため、下肢のしびれや足のもつれなどの症状が生じます。


症状が進行すると、たった200〜300メートル歩いただけでも上記のような症状が出てしまい、長い距離を歩くことが困難になってしまいます。


脊柱管狭窄症は、加齢による変化が基になっているため、将来的に症状が進行する可能性があります。しかし、現時点では日常生活に支障がないため、軽視されがちな傾向があるかもしれません。


しかし、加齢による変化が進んでしまってからでは手遅れになってしまいます。


現時点で日常生活に支障がなくても、脊柱管狭窄症の方に共通して見られる姿勢や歩き方の特徴があります。これらを理解し、改善していくことで将来的なリスクを減らし、予防につながると考えられます。


そこで今回は、「脊柱管狭窄症に共通して見られる姿勢と歩き方の特徴」について解説したいと思います。



<目次>

・症状が悪くなったり、良くなったりする脊柱管のメカニズム

・脊柱管狭窄症の方に共通して見られる姿勢の特徴

・脊柱管狭窄症の方に共通して見られる歩き方の特徴



脊柱管狭窄症に共通する姿勢と歩き方



症状が悪くなったり、良くなったりする脊柱管のメカニズム


生理的なカラダのメカニズムとして、腰を反らすように伸展すると脊柱管は狭まり、前屈するように丸めると脊柱管は広がります。


これは全ての人で起こる脊柱管の生理的メカニズムです。


脊柱管が加齢によって骨や椎間板、関節、靱帯の変形・肥大・肥厚などが起こると脊柱管は狭くなっていきます。


加齢によって脊柱管が狭くなった人では、


腰の伸展によって脊柱管はさらに狭くなり、神経の圧迫が強まり、お尻や下肢に痛みやしびれなどの神経症状が発現します。



脊柱管狭窄症が出やすい姿勢

<八木医院資料より引用>

これとは反対に、腰を丸めて前屈すると脊柱管は拡大し、神経の圧迫が緩むため、お尻・下肢の症状は軽減されます。


ですので、症状を出さないようにするためには、加齢による変性が進まないようにするか、もしくは腰が反った姿勢にならないようにする事が大事です!!






脊柱管狭窄症の方に共通して見られる姿勢の特徴



脊柱管狭窄症の方の姿勢を見ると、背中や腰が丸くなり、骨盤も丸くなっているように見えます。


背中や腰が丸くなっているのであれば、脊柱管は広がっていて神経が圧迫されないではないかと思われた方もいると思います。


その通りです。


しかし、ここで大事になってくるのが骨盤の位置と胸(胸郭)の位置です。



脊柱管狭窄症の方の姿勢をよく見ると、骨盤が前方に移動していて、胸(胸郭)の位置が後方化してしまっているのが共通して見られる特徴です。


脊柱管狭窄症の姿勢

写真の左側のように、骨盤が前に移動して、胸(胸郭)が後ろに移動してしまった状態



いくら背中や腰が丸まっていても、骨盤が前に出て、胸(胸郭)の位置が後にいった姿勢では、腰椎の部分で伸展が起こり、脊柱管は狭くなってしまっています!



少しだけ専門的な話になりますが、


変性すべり症がベースにある脊柱管狭窄症の方の姿勢は、骨盤が後傾(丸くなる)した状態で、骨盤の前方移動、胸(胸郭)の後方移動しているケースがあります。


この姿勢だと腰の伸展は減少しますが、腰椎の椎体が前方にすべる力が働くため、すべり症の不安定化を招くことに繋がる事が示唆されるので、どちらにしても骨盤の前方移動と、胸(胸郭)の位置が後方化の改善が必要になってきます。



※症状が長期化してくると、症状を回避するために意図的に腰を丸めるため、腰が丸くなった姿勢になり、腰を丸めて歩くようになります。

脊柱管狭窄症の方に共通して見られる歩き方の特徴


歩いていると、しばらくすると下半身がしびれてきて、歩くのがつらくなります。少し前かがみになって休むと、症状が治まり、また歩けるようになる間欠性跛行という症状が現れます。


脊柱管狭窄症の典型的な症状

<ジョンソン&ジョンソン資料より引用>


間欠性跛行の原因は、歩いている間に腰椎が伸展し続けることで、神経が圧迫され血流が悪くなることが考えられます。


脊柱管狭窄症の人の姿勢を見ると、背中や腰が丸くなっているように見えます。


しかし、実際には歩いている最中に骨盤が前に出て、前傾し、胸(胸郭)の位置が後ろになる姿勢が見られます。


この姿勢で歩くと、腰の部分で反り(伸展運動)が繰り返されるため、間欠性跛行が引き起こされる可能性があります。


具体的には、歩いていると腰が反った状態が続き、脊柱管が狭くなり神経の圧迫と血流低下が起こり、下肢がしびれて歩けなくなる症状が現れます。


一方、前かがみになって休むと、腰を丸めるため脊柱管が広がり、神経の圧迫と血流が改善され、症状が治まり、再び歩けるようになるのです。


この症状を予防するためには、骨盤が前方に移動し、胸(胸郭)の位置が後ろになるような姿勢の修正が必要です。


脊柱管狭窄症は加齢の影響を受けやすいですが、普段の姿勢や歩き方、生活習慣の積み重ねが原因を作っていきます。


ですから、若くても、症状がなくても、軽視せずに注意が必要です。


症状が進行してしまうと、手遅れになることもあります。当たり前にできていた「歩く」ことすら困難になるため、姿勢改善や機能改善が必要です。



間欠性跛行の引き金となる腰の伸展運動が生じてしまう原因は、


①体幹の安定性の低下

②股関節の運動機能の低下

③立ち姿勢、歩き動作での体幹と股関節の連動性低下


などが関与してきます。



次回は、『脊柱管狭窄症の予防ストレッチ体操』についてお話ししていきたいと思います。



当スタジオは、理学療法士、鍼灸師、ピラティスインストラクターで整形外科専門病院、プロ野球トレーナーを歴任したトレーナーが、しっかりとカラダの状態をチェックさせていただき、状態に合わせたオーダーメイドの方法を行っていきます。


脊柱管狭窄症で悩んでいる方は、一度TWO-WAYにご相談ください。

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