坐骨神経痛に有効なケース
お尻から太ももの裏など痺れが生じる坐骨神経痛ですが、原因は様々ですので、ストレッチなどで症状が良くなる可能性がある坐骨神経痛もあります。
例えば、
①手術に至らない保存療法で対応できる椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症のケース
②坐骨神経を圧迫する筋肉が硬くなっているケース
③神経自体の動きが悪くなっているケース
上記のケースは、筋肉や神経の問題で、骨など構造的には問題ないケースですので、施術や運動で良くなるケースが非常に多く見られます。
坐骨神経のストレッチ
本日ご紹介するストレッチは、筋肉や筋膜の問題で坐骨神経が圧迫されて痛みが起こっているケースに適応するストレッチになります。
坐骨神経周りの筋肉をストレッチして、坐骨神経の動きを良くしてあげることで、痛みや痺れを緩和することができます。
※症状が強い場合や実施していて症状強くなる場合は、無理しないようにお願いします。
坐骨神経の伸張ストレッチ
坐骨神経自体もわずかですが、伸び縮みします。
ですので、神経自体の伸び縮みや滑走性が悪い場合は、神経のストレッチをしてあげる事で緩和することができます。
【方法】
①椅子に座って、背中はだらんと丸めて手は後ろに組んでおきます。膝を伸ばして足首を反らします。次に上を向いて首を反らせます。これを5回繰り返します
↓
②同様の姿勢のまま、膝を伸ばして足首を反らします。次に下を向いてうなずきます。これを5回繰り返します。
↓
③同様の姿勢のまま、ストレッチしたい側の足を台に乗せて膝を伸ばし、足首を反らせて、首はうなずきます。この状態で、反対の膝の曲げ伸ばしを行います。
梨状筋ストレッチ
坐骨神経が骨盤から出て足に向かっていく際に、骨盤の出口付近で梨状筋という筋肉のトンネルを通ります。
その梨状筋が硬くなると神経が圧迫されてしまいますので、ストレッチをして柔軟性を保っておくことが大切です。
息を止めずに15秒〜20秒ストレッチを行いましょう。
ハムストリングスのストレッチ
太ももの裏を坐骨神経と共に走行しているハムストリングが筋肉が硬くなっても、症状を誘発します。
坐骨神経痛症状がある場合は、このハムストリングのストレッチ自体もキツいですので、相反抑制という方法を使って、ハムストリングを緩めていくと良いでしょう。
その方法を用いたエクササイズになります。
※神経がストレッチされた場合は、無理をせずにその手前までにしてください。過度なストレッチは悪化する恐れがあります。
息を止めずに10回繰り返しましょう。
坐骨神経の問題になりやすい筋肉と神経のストレッチをご紹介しました。
このストレッチで痛みが楽になればそのまま続けてみてください。
過度なストレッチは症状を悪化させる恐れがありますので、無理をせずに行ってください。
ご不明な点などありましたらお気軽にご相談ください。
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